タンクに貯蔵された油量を計測する場合、液面及び温度を計測する事により、タンク内の貯蔵量を知る事が出来ます。原油等は多量の水分を含む為、自然分離してタンク底部に溜まります。故に、油水境界面の計測も要望されます。
タンカー船の為の安全規準であるISGOTTに記述されるSONIC TAPE & VAPORLOCKSとは、超音波(ソニック)センサーが採用されたタンク巻尺とタンク内の危険なベーパーを漏らす事無く計測作業が出来る方法として、VAPORLOCKS(測深管開口端弁)を各タンクに設備する事を意味し、計測の信頼性と環境(IMO条約)と安全(SOLAS条約)に対処したポータブル式の実測装置であります。